3月21日(木)の「きょうの料理」は料理研究家の「大原千鶴」さんの「おいしい素」の最終回。本日は「昆布の佃煮」と「ふきみそ」を作ります。そのまま食べるだけでなく味付けに一工夫加えて、献立のバリエーションを広げます。
「昆布の佃煮」はゆっくり戻して、ゆっくり炊いて食卓やお弁当に入れたり重宝します。この佃煮を使った「いかと昆布のショートパスタ」は和風のパスタの味を引き立てた縁の下のおいしい素です。
目次
昆布の佃煮の材料(作りやすい分量)
- 昆布(50g)・・利尻などの出汁昆布
- 酢(大さじ2)
- 醤油(カップ1/2)
合わせ調味料
- 酒(大さじ1)
- 砂糖(大さじ1)
- 実山椒(大さじ3)・・水煮
昆布の佃煮の作り方
- バットに昆布(50g)、水(カップ2)、酢(大さじ2)を入れて3時間おきます。昆布を3cm四方に切ります。
- 鍋に1を戻し汁ごと入れて中火にかけます。沸いたら火を弱め、ずらして蓋をして30〜40分間煮ます。昆布が柔らかくなったら合わせ調味料を加えます。
- さらに15分間煮て、醤油(カップ1/2)を加えます。煮汁がなくなるまで約2時間ごく弱火で煮ます。途中足りなくなったら水を適量足して、焦げ付かないように時々混ぜながら仕上げます。
いかと昆布のショートパスタの材料(2人分)
- いか(小1杯)
- 菜の花(70g)
- 昆布の佃煮(30g)
- ショートパスタ(160g)・・フリッジ
- パスタの茹で汁(適量)
- 赤唐辛子(1本)・・ヘタと種を除きます
- 塩()
- オリーブオイル()
いかと昆布のショートパスタの作り方
- 菜の花(70g)は根元の堅い部分を切り落とし、食べやすい長さに切ります。昆布の佃煮(30g)は粗く刻みます。
- いか(1杯)は皮をむき、胴は縦半分に切って1.5cm幅に切ります。足は食べやすく切ります。
- 鍋に1リットルの湯を沸かして塩(小さじ1)を入れ、パスタを袋の表示時間通りに茹でてザルにあげます。茹で汁は取っておきます。
- フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れて中火にかけます。いかをサッと炒めて菜の花を加えて、菜の花がしんなりとしてきたら、昆布の佃煮、赤唐辛子(1本)、3のパスタを加えてザッと混ぜます。
- 味をみて塩けが足りなければ、パスタの茹で汁50〜70mlを加えて味を調えます。器に盛り付けてお好みでオリーブオイル(大さじ1)をかけていただきます。
感想
昆布自分でも作れるんですね。料理の調味料として、煮物や蒸し物の味付けや風味づけにも使えるのでぜひ作ってみます。
大原千鶴のふきみそのレシピ
大原千鶴さんが教えてくれた、ふきみそのレシピです。