1月21日のNHK「あさイチ」はハレトケキッチン豆腐料理編!中国料理の山野辺仁シェフはマーボー豆腐を。日本料理の篠原武将シェフは木綿豆腐とタイのすり身にキクラゲなどを混ぜて揚げる「ひろうすのお椀」を。フレンチの秋元さくらシェフは、チーズを使った伝統ソース「ソース・モルネー」に、豆腐を加えたアレンジソースを披露してくれました。
そして今回紹介された豆腐レシピ3品「麻婆豆腐」「ひろうすのお椀」「ホタテの豆腐モルネーソース」とそれぞれの副菜レシピをまとめました!
目次
秋元さくらのホタテの豆腐モルネーソースのレシピ
ホタテの豆腐モルネーソースの材料(4人分)
- ほうれんそう2分の1ワ
- 帆立て(殻付き)4コ
- 塩ひとつまみ
- サラダ油大さじ1
- バター(無塩)10グラム
- バター(無塩)10グラム
- 薄力粉10グラム
- 牛乳200ミリリットル
- 絹ごし豆腐100グラム
- 卵黄1コ分
- 塩ふたつまみ
- パルメザンチーズ(すりおろす)15グラム
- モッツァレラチーズ(うす切り)10グラム
- 黒こしょう(粗びき)適量
- パセリ(みじん切り)適量
ホタテの豆腐モルネーソースの作り方
ほうれんそうの下ごしらえ
- ほうれんそうは長さ7センチに切ります。
- 沸騰した湯に塩(分量外:湯1リットルに対し、塩1グラム)とほうれんそうを入れ、強火で30秒ほどゆで、水けをしっかり切ります。
ホタテの下ごしらえ
- 帆立ては殻から外し、肝とヒモを外して貝柱を水で洗います。
- 両面に塩(ひとつまみ)をふります。
- 殻は、金たわしで表面をこすり、汚れを落とします。
- フライパンにサラダ油を入れ、火にかけます。
- 温まったら、貝柱を入れ、強火で1分ほど焼きます。
- 中火に落とし、バター(10グラム)を入れます。
- 上下を返し、時々スプーンでバターを回しかけながら、焼き色がつくまで焼きます。
モルネーソースをつくる
- 直径15センチの鍋にバター(10グラム)を入れ、焦がさないように溶かします。
火を止め、薄力粉を加えて、ダマがなくなるまでよく混ぜます。 - 中火にかけ、薄力粉を焦がさないように2分ほど炒めます。
- 牛乳を加えて、強火にし、沸騰させます。
- 弱火に落とし、2分ほど煮て、火からおろします。
- 卵黄を加え、40秒から50秒ほど混ぜながら中火にかけます。
- 絹ごし豆腐を粗く潰して鍋に入れ、滑らかになるまで1分30秒ほど混ぜながら中火にかけます。
- 火を止め、パルメザンチーズ・モッツァレラチーズ・塩を入れ混ぜます。
仕上げ
- 帆立ての殻に、ゆでたほうれんそう、焼いた貝柱の順に乗せ、上からモルネーソースをかけます。
- 耐熱皿に1を乗せ、アルミ箔をのせます。
- 温めたオーブントースターで6分ほど焼き、アルミ箔を外して、焼き目がつくまで7分から8分ほど焼きます。
- パセリと黒こしょうを振って出来上がりです。
秋元さくらのリンゴとカブのブルーチーズサラダのレシピ
リンゴとカブのブルーチーズサラダの材料(2人分)
- 生クリーム(大さじ2)
- マヨネーズ(大さじ1/2)
- ブルーチーズ(20g) ※ロックフォールなどマイルドな味のブルーチーズを選びます
- りんご(1/2個)
- かぶ(1個)
- 粗挽き黒こしょう(適量)
リンゴとカブのブルーチーズサラダの作り方
- ボウルに生クリームとマヨネーズを入れて混ぜ、ブルーチーズを加えて混ぜます。※ブルーチーズのごろごろ感は残します。
- りんごとかぶは、皮付きのまま厚さ7ミリから8ミリのくし切りにします。
- 1のボウルにりんごとかぶを入れ、混ぜます。
- 器に盛りつけ、粗挽き黒こしょう(適量)をふって出来上がりです。
篠原シェフのひろうすのお椀のレシピ
ひろうすのお椀の材料(4人分)
- まいたけ2分の1パック
- だし150ミリリットル
- 鯛(刺身用)100グラム
- 塩小さじ2分の1
- きくらげ(乾)5グラム
- ぎんなん10コ
- ゆり根4分の1コ
- 揚げ油 ※今回はこめ油を使用・サラダ油でもよい適量
- だし500ミリリットル
- だし720ミリリットル
- ゆずの皮適量
だし
- 水2リットル
- 利尻昆布40グラム
- かつお節/背節50グラム
A
- 塩ひとつまみ
- 酒小さじ4分の1
- うす口しょうゆ小さじ1
- 木綿豆腐150グラム
B
- 塩少々
- 酒小さじ2
- うす口しょうゆ小さじ2
C
- 塩少々
- うす口しょうゆ少々
ひろうすのお椀の作り方
だしの作り方
- 昆布は水に入れ、冷蔵庫で一晩おきます。
- 昆布を取り出し、鍋に入れます。強火にかけ、沸騰したらあくをひきます。
- 火を止めて90度に冷ましてから、削り節を入れます。
- これをこし、だしをつくります。
まいたけの下ごしらえ
- まいたけは、食べやすい大きさに切ります。
- 沸騰した湯にまいたけを入れ、1分ほどゆでます。
- これを水にとり、水けをきります。
- 鍋に、だし(150ミリリットル)を入れて強火にかけ、沸騰したら、まいたけとAの調味料を入れ、弱火で1分ほど煮ます。
ひろうすの作り方
- 木綿豆腐は、さらしでゆるく包み、バッドの上に乗せ、上に2キロ程度の重しをし、冷蔵庫で3時間ほど置いて、水切りします。
- きくらげは水(分量外)で戻し、幅2ミリに切ります。
- ぎんなんは輪切りに、ゆり根は幅5ミリに切ります。
- たいは、粗いみじん切りにし、粘り気がでるまでたたき、すり鉢に入れます。
- 塩(小さじ2分の1)を加え、すりこ木で均一な色になるまですります。
- 3のすり鉢に、1の木綿豆腐を入れ、全体をしっかりすり混ぜます。
- 4にきくらげ、ぎんなん、ゆり根を入れ、ゴムベラで混ぜます。
- 5のたねを4等分にし、手に油をつけて丸く形を整えます。
- 170度に熱した揚げ油に入れ、12分ほど揚げます。
仕上げ
- 沸騰した湯に、揚げたひろうすを入れ、30秒ほどゆでて、油抜きをする。
- 別の鍋に、だし(500ミリリットル)に1のひろうすとBの調味料を入ます、弱火で3分から3分半ほど煮ます。
- 別の鍋に、だし(720ミリリットル)を入れてひと煮立ちさせ、Cの調味料を入れます。
- 器にひろうすとまいたけを入れ、3のだしをはって出来上がりです。
篠原シェフの鯛の昆布じめのレシピ
鯛の昆布じめの材料(2人分)
- 昆布(長さ20センチ)2枚
- たい(刺身用)6切れ
- 塩2つまみ
- すだち1コ
- うす口しょうゆ大さじ3分の2
- 煮切り酒大さじ1と3分の1
- 花穂じそ・わさび各適量
鯛の昆布じめの作り方
- 昆布は、水でサッとぬらし、表面の水気を拭き取ります。
- ラップフィルムでつつみ、冷蔵庫で10分ほどおきます。
- たいの刺身は両面に塩を振ります。
- 1の昆布のラップフィルムをはずします。
- 昆布の上に2のたいの刺身を並べ、上から昆布をのせます。
- これをラップフィルムでつつみ、冷蔵庫で20分ほどおきます。
- すだちをしぼり、うす口しょうゆ・煮切り酒を加えて割りじょうゆをつくります。
- 器に3のたいを盛り、上から割りじょうゆをかけ、花穂じそとわさびを添えて出来上がりです。
山野辺シェフの贅沢麻婆豆腐のレシピ
ぜいたく麻婆豆腐の材料(2人分)
- 絹ごし豆腐(300g)
- 塩(小さじ1)
- 牛もも肉(100g)
- 牛ヒレ肉(100g)
- 甜麺醤(小さじ2)※テンメンジャン
- 醤油(小さじ1)
- 油(小さじ2) ※今回はこめ油を使用サラダ油でもよい
- 豆板醤(小さじ2)
- 香辣醤(小さじ2)※シャンラージャン ※なければ豆板醤小さじ2
- 豆鼓みじん切り(小さじ2)
- ニンニクみじん切り(1/2片分)
- 鶏ガラスープ (150ml)
- 葉にんにく小口切り(1本分)
- ねぎみじん切り(7センチ分)
- 油(大さじ1) ※今回はこめ油を使用・サラダ油でもOK
- 水溶きかたくり粉(水大さじ1、かたくり粉大さじ1)
- ホワジャオ油(大さじ1)
- 油(大さじ3) ※今回はこめ油を使用・サラダ油でもOK
- ラー油(大さじ1)
- 白子(120g) ※今回はふぐの白子使用・たらの白子でもOK
- 塩(2つまみ)
- 油(適量) ※今回はこめ油を使用・サラダ油でもOK
- 醤油(適量)
- ホワジャオ粉(適量)
ぜいたく麻婆豆腐の作り方
- 豆腐は2センチ角に切って、沸騰した湯に塩(1リットルに対し塩 小さじ1)と豆腐を入れ、強火で豆腐がひと煮立ちするまで下茹でします。※火を止め、そのままお湯につけておきます。
- 白子は2等分に切り、塩(2つまみ)を両面にふります。余熱したオーブントースターの天板にアルミ箔をしき、油を塗って白子を乗せて2分ほど焼き、そこで醤油を塗って火が通るまで焼きます。
- 牛もも肉は粗く刻んでからたたき、牛ヒレ肉は1センチ5ミリ角に切ります。
- フライパンを熱して油(小さじ2)を引き、粗びきにした牛もも肉を入れて強火で肉の色が変わってパラパラになるまで炒めます。
- 牛ヒレ肉を入れ、色が変わるまで炒めます。
- 甜麺醤、醤油を加えて炒め、香りが立ったら器に盛りつけます。
- 別のフライパンに油(大さじ1)を引いて熱し、強火で豆板醤、香辣醤、豆鼓、にんにくを入れて、香りが立つまで炒めます。
- そこに鶏ガラスープ、肉みそ、湯を切った豆腐を入れ、強火にかけます。
- 沸騰したら葉にんにく、ねぎを入れ、サッと混ぜ合わせます。
- 火を止め、水溶きかたくり粉を2回にわけて加え、とろみをつけます。
- 小鍋に油(大さじ3)を入れ、煙が立つまで熱します。
- 10にホワジャオ油、11の熱した油、ラー油を入れて混ぜ合わせます。
- 器にマーボー豆腐を盛りつけ、上に焼いた白子をのせ、ホワジャオを散らせば出来上がりです。
山野辺シェフの大根の中国風醤油漬けのレシピ
大根の中国風醤油漬けの材料(2人分)
- 大根7センチ
- 塩小さじ1
- しょうゆ90ミリリットル
- 砂糖50グラム
- 紹興酒・ごま油各大さじ1
- ホワジャオ(粒)・赤とうがらし(輪切り)各小さじ1
大根の中国風醤油漬けの作り方
- 大根は、皮付きのまま長さ3センチ5ミリ、1センチ5ミリ角の棒状に切る。
- ポリ袋の中に大根と塩を入れて、もみ、冷蔵庫で1時間寝かせる。
- これを水でサッと洗い、水けを切る。
- ボウルに、しょうゆ、砂糖、紹興酒、ごま油、ホワジャオ、赤とうがらしを入れ、砂糖が溶けるまでしっかり混ぜて、漬け汁をつくる。
- ポリ袋に、2の大根と3の漬け汁を入れて、よく混ぜます。
- これを冷蔵庫で一晩寝かせる。