今週の「きょうの料理」は、料理研究家の「松田美智子」さんが初夏の保存食レシピを3日間に渡り紹介してくれます。6月5日(月)は新生姜を使ったレシピを紹介します。新生姜は皮に傷がなく切り口がみずみずしいものを選びます。色が白く艶があり、切り口の赤い茎が鮮やかなものを選ぶのがポイントです。
「新生姜の甘煮」は新生姜を甘く煮てレモンを加えた爽やかな甘煮です。アイスクリームのソースにしたり、ジンジャーエールにしたりと夏の間ずっと楽しめます。
新生姜の甘煮の材料(作りやすい分量)
- 新生姜(500g)
- グラニュー糖(350g)
- レモン汁(1個分)
新生姜の甘煮の作り方
- 新生姜(500g)は包丁の先で皮を薄くこそげます。
- 1の生姜を繊維に沿ってごく薄切りにし、数枚ずつ重ねて繊維に沿って千切りにします。向きを変えてごく細かいみじん切りにします。※繊維に沿って切ると薄く、細く切りやすいです。
- ホウロウはまたガラスの鍋に2の生姜とグラニュー糖(350g)を入れ、混ぜ合わせます。水分が出てくるまでそのまましばらくおきます。※すぐに火にかけると焦げやすいのでしばらく置いて水分を出します。
- 弱火にかけて耐熱のゴムベラなどで絶えず混ぜながら水気が少なくなるまで煮ます。
- 半量以下になるまで煮詰まったら火からおろしてレモン汁(1個分)を加え、混ぜ合わせます。※レモン汁を加えると綺麗なピンク色になります。
- 粗熱をとり清潔な保存容器に移します。すぐに食べれます。
- 冷蔵庫で約1ヶ月保存可能です。
新生姜の甘煮を使ったレシピ
この新生姜の甘煮にソーダ水を入れて作る、おすすめの自家製ジンジャーエールの作り方も教えてくれましたよ。
自家製ジンジャーエール
- グラスに新生姜の甘煮(大さじ1〜2)を入れ、レモン汁(大さじ1)を入れます。
- お好みでクローブパウダー(少々)を加えます。※クローブパウダーは甘い香りのスパイス
- 無糖の炭酸水適量を注ぎ入れ完成です。
感想
温かい紅茶に入れて生姜紅茶に、他にもヨーグルトやカレーの薬味として。夏の煮物の仕上げに加えると香りがよくスッキリとした味わいになります。夏を元気に過ごし、楽しめる1品ですね。