12月10日(月)の「グレーテルのかまど」は小さなくまの女の子「ジャッキー」と11匹のおにいちゃんたちのほほえましい日常を描いた人気の絵本シリーズ「ジャッキーのクリスマス」の物語から、「ラズベリーのケーキ」のレシピを紹介します。
クリスマスに出会った菓子職人のおじいさんが、若い頃小さな娘を亡くしたことを知ったジャッキー。思い出のケーキを再び焼いてもらいたいと、雪の夜、ラズベリーを探しに出かけますが…クリスマスの夜に起こる、奇跡にこめられた願いをひもときます。
くまのがっこうのラズベリーのケーキの材料
直径15㎝ 1台分
<スポンジ生地>
- 全卵 125g
- グラニュー糖 75g
- 薄力粉 65g
- ココアパウダー 12g
- バター 15g
<生地用シロップ>
- シロップ 約50ml(砂糖20g水40mlを加熱し冷まします)
- ラズベリーのブランデー 25ml
<ラズベリークリーム>
- 生クリーム 200g(乳脂肪40~42%)
- 粉砂糖 25g
- ラズベリーピュレ 55g
<その他>
- ラズベリー 70~80粒
- ナパージュ 適量
- ラズベリーピュレ 適量
- ピスタチオ 適量
くまのがっこうのラズベリーのケーキの作り方
準備
<スポンジ>
- 型に紙を敷きます。
- 薄力粉とココアパウダーはそれぞれふるっておきます。
- バターを溶かしておきます。
<生地用シロップ>
- 鍋に水と砂糖を入れ沸騰させ、氷にあてて冷まし、ラズベリーのブランデーを加えます。
<かざり>
- ナパージュとラズベリーピュレをまぜ、絞り袋(コルネ)に入れます。
※お使いのナパージュにより、添加できるピュレの割合が異なります。商品説明書きなどで確認してください。番組では20%程度添加。
作り方
- 全卵をほぐして、グラニュー糖を加えて混ぜます。 湯せんにかけて混ぜながら人肌(約40℃)まで温めます。
- 湯せんから外して、ハンドミキサーで泡立てる。※最後に低速に変えて気泡を細かく整えるとよいです。※生地を落として8の字がゆっくりかけるくらいの状態になるまで。
- 薄力粉とココアパウダーを混ぜ合わせて再びふるい、 ステップ2に加えて粉けが無くなるまでゴムべらで切 るように混ぜる。※ココアパウダーに入っている油脂分の影響で、普通 のスポンジ生地より気泡がつぶれやすいので手早く作業しましょう。
- 熱い溶かしバターをゴムべらに当てながら回し入れ、ムラなく混ぜます。※混ぜすぎると気泡がつぶれてふくらみが悪くなるの で注意。
- 紙を敷いた型に流し入れ、180℃のオーブンで 25~30分焼きます。
- 焼けたらすぐに型から取り出し、冷まします。
- 生クリームに粉砂糖を加えて、氷水にあてながら角の先 が少し曲がるくらいまで泡立てます。
- 泡立てた生クリームをひとすくいラズベリーピュレに加え てなじませます。 なじんだピュレを残りの生クリームに加えて混ぜます。※直接ピュレをクリームに加えると比重の違いで混ざり にくいため、あらかじめ少しなじませます。
- スポンジを3枚にスライスする。 焼いて上が膨らんだものは最上段に使います。
- ブランデーが入った生地用のシロップを、底の生地にはけで塗り、ラズベリークリームの約1/3量をのせてス ポンジのふちまで広げます。※一部がはみ出すくらいに広げると絵本のイメージに 近づきます。
- ラズベリーをふちに並べ、その内側に半分に切った ラズベリーを埋め込む。
- 2枚目のスポンジの裏側に生地用シロップを塗り、ひっくり返して11にのせて 押さえ、10、11を繰り返します。
- 3枚目のスポンジの裏側に生地用シロップを塗り、上に のせて押さえ、残りのクリームを直径10㎜の丸口金で 表面に絞ります。
- 絞ったクリームの上にラズベリーをたっぷりとのせ、 ピュレと混ぜ合わせたナパージュ、ピスタチオで飾れでば出来上がりです。
感想
ラズベリーたっぷりで華やかなケーキですね。これは作り応えがありそうです。