12月5日(火)の「NHKごごナマ」は発酵食品の代表「キムチ特集!」。キムチは白菜の食物繊維と腸まで生きたまま乳酸菌が届くので腸内環境にもとてもいい食品です。今回はそのキムチを家庭でも簡単にしかも美味しく作れるレシピを、韓国料理研究家で料理店も営む「柳香姫」さんに紹介していただきます。
「家庭で作れる本格キムチ」は白菜1個を塩漬けして、ヤンニョムというキムチだれに漬け込み、2日間で発酵させた本格キムチ。材料も割と簡単に手に入るので手軽に作れます。白菜を漬け込むのが大変な場合は、白菜の漬物を購入して作ってもいいと思います。
家庭で作れる本格キムチの材料(作りやすい分量)
- 白菜(1株)
- 粗塩(160g)
- 水(1リットル)
- 大根(1/3本)・・470g
- にら(1束)・・100g
- 長ネギ(大1/2本)・・190g
- りんご(1/4個)
- いか(150g)
- 砂糖(大さじ1)
- 炒りごま(大さじ1)
ヤンニョム
- 粉唐辛子(120g)
- すりおろしニンニク(50g)
- すりおろし生姜(20g)
- あみの塩辛(80g)
- イワシエキス(大さじ2)・・韓国の魚醤ですがしょっつるでも可能
家庭で作れる本格キムチの作り方
- 大根(1/3本)とにら(1束)は4cm長さに切ります。長ネギ(1/2本)は斜め薄切りに切ります。りんご(1/4個)といか(150g)は千切りにします。
- 白菜(1株)は、半分に切り根元を削ぐ。水(1リットル)に粗塩およそ60g溶かし塩水を作り、その中に白菜を入れ、残りの塩を葉と葉の間にも入れて白菜を塩漬けにする。重石をして6時間おき白菜がしんなりしたら流水でしっかり洗い、ザルなどの上で1時間ほど水気を切ります。
- ボウルに、大根とりんご、粉唐辛子(120g)を入れ20分ほど置きます。
- すりおろしニンニク(50g)、すりおろし生姜(20g)、あみの塩辛(80g)、イワシエキス(大さじ2)、いか、砂糖(大さじ1)を加えよくもみながら混ぜます。3とにら、長ネギを加えて軽く混ぜます。
- 白菜の外側の葉を開き、葉先から4の具を塗っていきます。軸の間も丁寧に塗ります。
- すべての葉に具を塗り終わったら、外側にも塗り、くるりと包みます。
- 10月~3月なら2日涼しい場所で発酵させ冷蔵庫へ入れます。30日〜40日が食べごろです。ポリ袋または厚手のプラスチック容器に入れて保存します。
感想
個人的にキムチ漬けに以前ハマりました。自宅で作ると本当に美味しいですよね!白菜漬けをするスペースがなかなないので、白菜は漬物を購入してもいいと思います。その時はよく洗って塩分を落とします。辛いのが苦手な方はりんごの量を増やすといいですよ。