12月4日(水)の「NHKためしてガッテン」は、旬到来の白菜の異次元の使いこなし術を大公開します。白菜と言えばやっぱり定番の「鍋」がオススメですが、白菜の切り方で調理方法が変わるんですよ。
本日は、白菜の旨味を引い出す切り方を紹介します。その切り方にぴったりの料理レシピも紹介します。白菜は万能の食材です!
目次
白菜の切り方と調理方法
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縦切り(白菜の青椒肉絲風)
白菜の葉元(下側)1/4個分は縦切りに切り、炒め物に使用するのがオススメです。牛肉とニラと一緒に炒めて「白菜の青椒肉絲風」に仕上げます。
白菜の青椒肉絲の材料(4人分)
- 白菜の葉元(1/4個)・・下側(下側)
- 豚もも肉(150g)・・塊
- ニラ(1束)
- みじん切り生姜(3g)
下味
- 日本酒(大さじ1)
- 醤油(小さじ1/2)
- 片栗粉(小さじ1)
- サラダ油(大さじ1)
合わせ調味料
- 中華スープ(30ml)
- 醤油(大さじ1)
- オイスターソース(大さじ1・1/2)
- 水溶き片栗粉(適量)
- ごま油(小さじ1)
白菜の青椒肉絲の作り方
- 白菜を繊維に沿って縦切りにする
- 豚肉を細切りして、下味の調味料を加え混ぜ合わせる
- ニラを5㎝の長さに切る。 合わせ調味料の中華スープとしょうゆ、オイスターソースを合わせておく。
- フライパンに多めのサラダ油(分量外)を入れ火にかけ、油が少し温まったら2の豚肉を入れほぐしながら炒める。一旦取り出しておく。
- フライパンに少量のサラダ油(分量外)を入れショウガのみじん切りを炒め、1の白菜を入れ強火で炒める5に4の豚肉を入れ、合わせ調味料を加えて炒め合わせる
- 5に4の豚肉を入れ、合わせ調味料を加えて炒め合わせる
- 水溶きかたくり粉を少量入れて、全体をざっくり混ぜながら炒め、ニラ、ごま油を回しかけさっと混ぜて皿に盛る
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くし切り(白菜の蒸し煮(エチュベ))
くし切りは蒸し煮がオススメです。繊維に沿って塊で切ります。バターを熱し白菜を入れ、塩、コショウをふり蓋をして弱火で15分間蒸し煮にします。
白菜のエチュベの材料(4人分)
- 白菜の葉元(1/2個分)・・下側
- バター(40g)
- 塩(適量)
白菜のエチュベの作り方
- 白菜をくし切りに切ります。
- 厚手の蓋つきの鍋を弱火にかけ、バターを入れ、1の白菜を並べ軽く塩を振る。蓋をして10分蒸し煮します。
- 蓋を開け、少し白菜が色づいていれば、白菜をひっくり返し、軽く塩を振り、蓋をして5分煮ます。
- 蓋を開け、白菜に透明感が出て、軟らかくなれば皿に盛りつける。鍋に残った煮汁を上から流しかけて完成です。
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横切り(白菜の煮込み シュークルート風)
繊維を断つように切ります。白菜の水分だけで煮込み料理を作ります。フライパンに生姜焼き用の肉を焼いて横切りにした下側の葉元(1/2個分)を入れ、食べやすく切ったじゃがいも、ソーセージ、玉ねぎ、固形ブイヨン、塩を加えて弱火で10分間煮込みます。
白菜のシュークルートの材料(4人分)
- 白菜の葉元(1/2個)・・下側
- ソーセージ(8本)
- 豚肩ローススライス(100g)・・厚切り
- メークイン(1個)
- 玉ねぎ(1/2個)
- タイム(2本)
- ローリエ(1枚)
- 塩(適量)
- コショウ(適量)
- 固形コンソメ(1個)
- 白ワイン(100ml)
- ワインビネガー(大さじ2)
白菜のシュークルートの作り方
- 白菜は繊維を絶ち切る横切りに。 メークインはラップで包みレンジで3分加熱し、3センチ角に切る。
- 鍋を火にかけ、温まってきたらオリーブオイル(分量外)を少量入れ、豚肩ロースを入れる。両面を香ばしく焼き塩こしょうを振る
- 2の鍋に1の白菜、メークインを入れ軽く塩を振る
- 3にソーセージと玉ねぎ、固形コンソメ、タイム、ローリエを入れ、白ワインを回しかけ、蓋をして弱火で10分煮る
- 4の鍋を時々かき混ぜ、白菜が十分柔らかくなったら、塩こしょうで味を調え、白ワインビネガーを加える。
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そぎ切り(白菜のクリーム煮)
白菜の葉元(1/4個分)をそぎ切りにして鍋に入れ、中華スープ(200ml)白菜がクタッとするまで煮込みます。生クリーム(100ml)と水溶き片栗粉を加えて軽く火を通して完成です。
白菜のクリーム煮の材料(4人分)
- 白菜の葉元(1/4個)・・下側
- 生クリーム(100ml)
- 中華スープ(200ml)
- 水溶き片栗粉(適量)
- 塩(適量)
- 砂糖(適量)
白菜のクリーム煮の作り方
- 白菜を削ぎ切りにします。
- 鍋にスープを沸かし1を入れます。
- 2が柔らかくなったら生クリームを加え、塩、砂糖で調味ます。
- 水溶きかたくり粉でとろみをつけ、軽く煮込んで皿に盛りつけます。
感想
鍋や漬物が中心の白菜のバリエーションが上がりますね。ぜひ白菜丸ごと美味しくいただきます。